2009/5/9 土曜日
仮面うつ病
「仮面うつ病」というのを耳にしたことはあるでしょうか。仮面うつ病とは、憂うつ状態など精神症状が目立たず、睡眠障害(不眠)、食欲の低下、目まい、耳鳴り、あるいは疲労感といった身体に症状が強く出る病状のことを言います。心の病気と言われているうつ病本来の精神症状が、身体(仮面)の下に隠れていることから、 このように名付けられています。最初に身体的な病気を疑って内科を受診する人が多くなっています。
しかし、内科的な原因が見つかりませんから、胃薬や痛み止めなどの薬が処方されて、肝心のうつ病が見過ごされてしまうことが多いとされています。ですから、はっきりしない身体症状が続く場合には、仮面うつ病を疑ってみる必要があるでしょう。うつ病の治療で認知療法、行動療法的なアプローチは、有効な手段としてしばしば用いられています。認知療法では、ある状況で自然に起こってくる思考やイメージ(自動思考)を通して、自分の心のクセとか、思考のパターンを把握することからスタートします。
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